
DiXiM Play Uがリリースされたけど、使い勝手はどうなんだろう
PCやスマホ、タブレットでテレビが見れると、テレビの置き場所や家具の配置を気にしたりせず、しかも場所を選ばずにテレビを見れるのは便利ですよね。
デジオンのDiXiM Playソフトウェアがあれば、PCやスマホでテレビ番組や録画した動画が視聴できます。
PCでHDDレコーダーの番組を視聴するのに使っていたDiXiM Playがモデルチェンジして、「DiXiM Play U」 Windows版がリリースされたので、さっそく試してみました。
DiXiM Play Uとは?
「DiXiM Play U」は、スマホやタブレット、WindowsPCで放送中の番組や録画した番組が視聴できるアプリ(DLNAクライアントアプリ)です。

DTCP-IP対応ネットワークプレーヤーアプリと紹介されていたりしますね
「DiXiM Play U」のWindows版は、Windows PC用で、スマホやタブレットなどで使う場合は別のライセンスが必要になります。
androidスマホ、iphone、ipadにも、それぞれ専用のアプリがあって、自宅のネットワーク内のテレビやレコーダーの録画番組を視聴できます。
DiXiM Play Uの機能
DiXiM Play Uのおもな機能は、以下の通り
- HDDレコーダーなどに録画した番組をみる
- 録画した番組を持ち出して出先で視聴する(持ち出し機能)
- 放送中の番組をリアルタイムで見る(ライブ視聴)
- nasneやネットワーク上のコンテンツ(ビデオ動画、写真、音楽)の視聴
ここらへんは、DiXiM Playと変わっていないです。
DiXiM Playと何が変わったのか
1時間ほど使ってみて気づいた点は、以下のようになります。
- Windows11に対応した
- UIが変更になった
- 番組表のレイアウトが変わった
- 番組情報の表示欄が小さくなって見やすくなった(情報量は減りました)
- 再生スピードの変更などが無くなった
といった感じです。
全体的な使い勝手はほとんどかわらないですね。
TBSからフジテレビにチャンネル変更するのにかかる時間は約13秒で、旧DiXiM Playとほぼ変わらないです。

再生スピードを早くしたり遅くしたりが無くなったのが残念ですが、アップデートで後日に実装されるのに期待したいです。
また、うちはRyzenだしREGZAが調子悪いので参考にならないかもしれませんが、
- REGZAサーバーに接続して番組表を見ると、同じ番組をまとめてフォルダ分けして表示してくれる
- REGZAにHDDを接続したサーバーで録画したものは、旧DiXiMPlayは再生できるけど新DiXiMでは「再生できないデータです」と表示されて再生できない。
といった違いがありました。(2022.02.06.追記)
DiXiM Play Uのライブチューナー映像サンプル
DiXiM Playのライブチューナー映像サンプル
DiXiM Play Uの番組表
DiXiM Playの番組表
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「DiXiM Play U」 Windows版 の動作環境について
DiXiM Play U Windows版の動作には、下記の動作環境を満たしたPCと、接続確認済み機器に記載の動作確認済みのサーバー機器の両方が必要です。
DiXiM Play U は購入前に1分間のお試し視聴ができるので、動作を確認してから購入できます。
PCの推奨環境
【OS】
Windows 11 Home/Pro 日本語版 (64bit)
Windows 10 Home/Pro 日本語版 (32bit / 64bit)
※上記のOS以外のOSや、仮想環境ソフトウェア(VMwareなど)、リモートデスクトップ環境やMacなどは動作保証およびサポートの対象外ですね。
【CPU】
IntelR Core? i3 第8世代(8xxx)以上
IntelR PentiumR 第8世代(G5xxx)以上
IntelR CeleronR 第8世代(G49xx)以上
※ARMアーキテクチャのプロセッサが搭載された環境でのテレビ放送・録画番組再生には対応しておりません。
【メモリ】 4GB以上
【モニター】 1024×768ピクセル以上、High Color以上※DVI-D・HDMI接続の場合はHDCP対応モニタが必要です。
【ネットワーク環境】LAN 100BASET以上、またはWiFi IEEE802.11ax/ac/n/a/g(WEP以上の暗号化通信が出来ること)

ARMアーキテクチャってなに?

スマホやタブレットで使用しているCPUプロセッサのことです。
ドスパラさんのサイトで調べてみると、以下のような記載がありました。
現在の代表的なARMアーキテクチャは「Cortex-A」や「Cortex-R」、「Cortex-M」などがあります。
ライセンスを無効にして移動しないといけないので試していないんですが、Windowsタブレットだと動かないかもしれません。
Ryzenでも動く?
CPUはインテルのCPUだけが推奨の環境になっていますが、動作保証外ではあるもののCPUがRyzenのPCでも動作しています。
動作を確認したPCは、以前に自作したPCですが、Ryzenでも動作しています。
- OS Windows10 64bit
- CPU AMD Ryzen 5 3500
- マザーボード MSI B450 GAMING PLUS MAX
- メモリ Kingston メモリ DDR4 2666MHz 16GBx2枚 CL16
- SSD Western Digital SSD 250GB WDS250G2B0A-EC
- ケース Thermaltake Versa H26 White
- 電源 玄人志向 KRPW-N600W/85+
Windows版 接続確認済み機器について
動作確認済みのサーバー機器については、DiXiMのサイトのこちらで確認できます。
旧型のnasneでも動作の方は大丈夫でした。
HDDを追加した55型のTOSHIBA REGZAは、DiXiM Playだとリストに出るんですが、DiXiM Play Uだと出てこないので、動作しないかもしれません。
HDDレコーダーがないんだけど、おすすめはある?
PS5にも対応した新型の2T(テラ)のnasneが3万円くらい、使い勝手もよくて おすすめです。欠点はチューナーがひとつなので、同時間帯の2番組の録画予約はかけれないこと。
同時間帯の2番組を録画したい場合は2チューナー搭載のBDレコーダー(45,000円くらい)が手頃ですが、録画容量は半分の1T(テラ)になるので、用途次第かなと。

nasneは無料なスマホアプリのtorneで外から録画予約できるので、手軽に使えますね。
DiXiM Playを持っている場合、無駄になってしまうの?
他のPCでも再現できるかはわかりませんが、私のPC環境ではDiXiM PlayとDiXiM Play Uの同時起動が可能です。
ただし、nasneにはチューナーが1つしか無いからだと思いますが、ライブ視聴を同時にするのは無理でした。
DiXiM Play Uでライブ視聴、DiXiM Playで過去に録画した動画をエンコードしたMP4ファイルを同時に再生するのは可能でした。
新しく自作したWindows11のPCに移動させて使っています
今まではWindows10のPCで利用していましたが、古いBTOのPCを組み直してWindows11のPCにリメイクしたので、今はそちらで使っています。
新しいPCに「DiXiM Play U Windows版」をインストールすると、ライセンスの書き換えをしてくださいというようなメッセージが出るので、デジオンのサイトで手続きをします。
IDとパスワードを入力するくらいで、特に問題なく簡単に切り替えができました。
DiXiM Play U Windows版を購入してみた【DiXiM Playと何が違うの?】まとめ
DiXiM Play U Windows版を1時間ほど使ってみて気づいた点は、
- Windows11に対応した
- UIが変更になった
- 番組表のレイアウトが変わった
- 番組情報の表示欄が小さくなって見やすくなった(情報量は減りました)
- 再生スピードの変更などが無くなった
ライブチューナーを試してみた感じ、画質などに変更はほぼみられない。

旧製品のDiXiM Play Windows版は、2023年1月31日でサポート終了予定です
2022年2月1日から、旧製品のDiXiM Play Windows版のユーザーには、乗り換えの優待販売が行われています。
動作を確認して、動くのであれば乗り換えを積極的に検討してもいいのかなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
関連記事:DiXiM PlayとPC TVPlusでテレビを見る方法【PT2の後継に】

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